大阪・京都でのカウンセリングと心理療法



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カウンセリングに関する資格


 カウンセリングに関する資格、すなわち「カウンセラー」「心理」「精神」「相談」という言葉が含まれる資格には国家資格は未だ存在せず、民間・公的資格にはかなりの数があるため、どの資格を持っていればある程度信用できるのかということがわかりにくいという現状があります。ここでは、それらの資格の特徴とオススメの資格について紹介します。一番のオススメ資格は以下の3つです。

臨床心理士

4年制大学卒業後、2年間の臨床心理士指定大学院(修士課程/博士課程前期)を経て、大学院を修了後、臨床心理士資格試験を受験・合格したもののみが取ることのできる資格。国家資格化法案も出されたことのある一番国家資格に近い資格。臨床心理カウンセラーという紛らわしい資格と間違えないこと。


産業カウンセラー

職場でのメンタルヘルスの向上を目指し、日本産業カウンセラー協会が認める資格。初級・中級・上級に分かれており、初級で6〜7ヶ月の研修と資格試験の受験を必要とする。中級・上級は、初級から順に取っていく必要がある。

精神保健福祉士

 1997年に施行された精神保健福祉領域のソーシャルワーカーの国家資格。精神障害者の相談・援助を行う。カウンセリングも行うが、実際の社会復帰のための法的な世話や生活技能の訓練などさまざまなことを行う。

精神保健福祉士は、国家資格ですがカウンセリングの専門的な資格ではなく、ソーシャルワークの専門的資格として位置づけられる福祉の資格です。


その他のカウンセリングに関する資格

 臨床心理士をすでに持っているカウンセラーが、自分の専門性の証明のために持つこともある資格(行動療法士、交流分析士、家族心理士、家族相談士など)のほか、臨床心理士と競合する資格(心理相談員、カウンセリング実務士、臨床心理カウンセラーなど)、臨床以外の心理学に関する資格(応用心理士、認定心理士など)などがあります。基準としては、資格取得が難しいことや、実践を必要とする資格の方がカウンセリングに関する資格としての信頼は高いとも考えられます。


■交流分析士:学会に入り、学会発表、学会誌への投稿、交流分析によるケース5例以上、自己分析などを行い書類選考で決められる。交流分析という、対人関係のパターンをよく知りそれを変えることで、心理的な問題を解決に導くことを目指して、日本交流分析学会が認定する資格と日本交流分析協会が認定する資格の2つがある。

■論理療法士:学会に入り、論理療法に関する講座を受講後、資格試験を受験する。非合理的な考えを合理的な考えに修正することを目指して、日本論理療法学会が認定する資格。

■行動療法士:学会に入り、研修会を6時間以上受講後、学会発表や研究論文を提出して申請する。行動療法を行うことで、人の行動の修正をすることを目指して、日本行動療法学会が認定する資格。

■学校心理士:教育に関する大学院で、科目単位を取得して申請する。学校教育についてよく知り、学校教育に関する心理学的問題を支援することを目指した日本教育心理学会の認定資格。

■家族心理士・家族相談士:家族心理士研修過程・家族相談士養成講座を受講し、資格試験を受験する。日本家族心理学会と日本家族カウンセリング協会が運営する家族心理士・家族相談士資格認定機構が認定する資格。

■キャリアカウンセラー:3〜5年の職業経験を持ち、キャリアカウンセラー養成講座を受講後、資格試験に合格することで取得する。望ましい職業選択を援助するための資格。

■心理相談員:3日間の講座を受講することで取得できる。労働安全衛生法の改正にともなって作られた。

■教育カウンセラー:教育カウンセリング実践歴2年以上、もしくは研修40時間以上、養成講座の受講後筆記試験に合格することで取得。初級・中級・上級に分かれ、教育にかかわるカウンセラーと位置づけられる。

■精神対話士:メンタルケア・スペシャリスト養成講座を受講後、精神対話士派遣業務参加選考試験に合格することで取得する。話を聞くことで、心を癒し、生きる力を与えることを目指して、メンタルケア協会が認定。

■音楽療法士:音大や専門学校などで音楽療法に関するコースやカリキュラムを受講後、筆記試験に合格することで取得。音楽によって人を癒すことを目指して、日本音楽療法学会が認定。

■臨床美術士:指定校・指定大学で講座を受講後、認定試験(5級〜3級)に合格することで取得。2級以上は実務経験が必要。絵画や造型などの芸術活動によって人を癒すことを目指して、日本臨床美術協会が認定する資格。

■心理判定員:地方公務員試験に合格し、児童相談所などの施設で心理学的な援助を行う資格。

■認定心理士:心理学系での定められた指定科目の単位取得すれば付与される。心理学を広く学んだことを保証する日本心理学会の認定資格。

■応用心理士:学会に入り、心理学関係の大学の卒業や、学会発表・関係のある専門職での3年以上の経験などを持ち資格申請する。心理学的指導に努力している人の社会的地位承認の一助として、応用心理学会が認定する資格。

■臨床発達心理士:大学院で指定科目の単位取得後、資格試験に合格することで取得。心の発達を考える、日本発達心理学会、日本感情心理学会、日本教育心理学会、日本パーソナリティ心理学会が認定する資格。

■健康心理士:資格試験を受験して取得するか、または研究業績などを15点以上積み上げて申請する。健康の維持や疾病予防などを目指して、日本健康心理学会が認定。

■カウンセリング実務士:定められた大学・短大で指定科目の単位取得すれば付与される。ストレス社会のよきアドバイザーとして、全国大学実務教育協会が認定。

■臨床心理カウンセラー:心理学関係の大学・短大・専門学校などを卒業、または心理カウンセリングの実務経験などがある人が、資格試験を合格することで取得。